ゲップは誰でも出てしまう生理現象ですが、
その頻度が多いと実は危険!
やたらとゲップの回数が多い場合は、
何か病気が潜んでいないか疑ってみましょう。
そこで、ゲップが多いとどんな病気のサインなのか、
考えられる病名とチェック法を紹介します。
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目次
ゲップでわかる病気の種類|ストレス溜まってない?
ゲップとはそもそも、胃の中に溜まった空気やガスなどが、
口から出ていく現象のことです。
炭酸系の飲み物を飲んだ後など、
ゲップが出ることが多いんじゃないでしょうか?
でも、そのゲップの回数が多かったり、
胸やけなどの症状があると、胃酸過多症や空気嚥下症、
非びらん性胃食道逆流症といった病気が隠れている可能性があります。
では、それぞれどんな病気が解説しますね。
胃酸過多症(いさんかたしょう)
カフェインやアルコールの摂り過ぎ、
もしくはストレスなどによって、
胃酸が多くなってしまうことで発症します。
ゲップの回数が増えるだけでなく、
胃痛や胸やけ、口臭などもひどくなることもしばしば。
食生活を見直したり、
ストレスを解消してリラックスさせることで改善します。
空気嚥下症(くうきえんげしょう)
呑気症(どんきしょう)とも呼ばれており、
ゲップだけでなく、おならの回数も増えるし、
お腹も張ってしまう病気。
この空気嚥下症もまた、
ストレスなど精神的に不安定になっている場合が原因とされています。
また、早食いなども原因の一つと言われているので、
改善するためには、よく噛んでゆっくりと食べることを心掛け、
ストレスも発散していくのが良いですね。
非びらん性胃食道逆流症(ひびらんせいいしょくどうぎゃくりゅうしょう)
ゲップの他に胸やけ、胸のつかえ、そして胃酸がこみ上げてくる、
などの症状の病気です。
この非びらん性胃食道逆流症は、脂っこいものやカフェイン、
アルコールなど刺激物の摂り過ぎによって、
食道近くにある筋肉が緩んでしまったことによるもの。
下部食道括約筋という筋肉なんですが、これが緩むと、
胃酸が逆流して食道の上部まで上がってくるんですよ。
改善するには、脂っこいものを控え、
カフェインやアルコールなどの刺激物を避けるなど、
食生活を変えることが必要ですね。
また、横になると胃酸が逆流しやすいので、
寝る3時間前は飲食しないこと、
姿勢をなるべく正すようにすることも大切。
ゲップが多いと、
こんなにも色々な病気になっている可能性があったんですね…!
実は筆者もゲップが割と多い方だと思うので、
食生活や食べるスピードには気を付けようと思いました。
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そのゲップが病気によるものか病院で調べたほうが良いケース
ゲップが増えてきただけでなく、以下の症状がみられるなら、
先ほど説明した病気のいずれかにかかっている可能性もあります。
- 胃痛
- お腹の張りやおなら
- 胸やけ
- 胃もたれ
- 胃酸がせり上がってくる感じがするなど
食後の自分の状態をチェックしてみて、
もしこれらの症状がある場合は、食生活の改善や、
ストレスを溜めないようにするなどをしていきましょう。
どうしても症状がよくならない場合は、
内科や消化器内科を受診してみるといいですよ!
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まとめ
ゲップがやたらと多い場合、胃酸過多症や空気嚥下症、
非びらん性胃食道逆流症などの病気にかかっている場合もあります。
ゲップの他に、胃もたれやお腹の張り、
胃酸がこみ上がってくる感じがするなど、
いくつかの症状がある場合は、
食生活を改善したり病院へ行くようにしましょう。
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