「紅茶は健康に悪い」という話を聞いたことはありませんか?
これ実は、大量に摂取すると健康に悪影響があるというだけで、飲み方さえ間違わなければ紅茶は健康にもメリットだらけの飲み物なんですよ!
この記事では、なぜ紅茶を大量に飲むとダメなのかをくわしく解説。
さらに、紅茶の癒やし効果を高める飲み方や紅茶の種類と効能などをもご紹介します♪
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目次
紅茶の成分と飲み方の注意点
紅茶が健康に悪いと言われているのは、カフェイン・タンニン・シュウ酸の影響でしょう。
紅茶の成分:カフェイン
カフェインの含有量はカップ1杯(150㎖)で、紅茶・コーヒー・緑茶の3種類の飲み物で比較すると、紅茶と緑茶は30mgのところがレギュラーコーヒーでは100mgとコーヒーが3倍以上の含有量です。
紅茶の成分:タンニン
タンニンは緑茶や紅茶の場合はカテキンと同じ成分をさしているといえます。
タンニン(カテキン)はフラボノイドの1つでもあり、もっと言えばポリフェノールの仲間。
カテキンもフラボノイドもポリフェールも殺菌作用や抗酸化作用などの効用が言われているので、適量に飲むのであれば健康にいいことはあっても、悪いことはほとんど見受けられません。
紅茶の成分:シュウ酸
残るシュウ酸ですが、ほとんどの食品に含まれています。
シュウ酸はカルシウムイオンと結合し、体内のカルシウムを尿として排出してしまうため、大量に摂取するとシュウ酸カルシウム結石が作られることがあります。
シュウ酸カルシウム結石は特に男性の場合、尿路結石になりやすいので注意が必要です。
しかしこれは紅茶に限ったことではなく、コーヒーやココアにも多く含まれているので大量に摂取しなければ大きな問題とはいえません。
紅茶の癒し効果を高める飲み方を解説
紅茶にはテアニンという癒し効果が期待できるアミノ酸が含まれています。
紅茶の茶葉の種類によってその効用は変わってきますので、ご自分に合った味や香り・効用を見つけて紅茶で癒しの時間を楽しんでいただけるように、いくつかお伝えしましょう。
世界の3大紅茶は、ダージリン・キーマン・ウバと言われています。
中でもダージリンは日本でもおなじみで、紅茶に詳しくない方でも耳にしたことがあるかもしれません。
このダージリンティーは、インドの北東部のダージリン地方で作られている紅茶のことですが、「紅茶のシャンパン」という異名をもつほど香りが格別です。
日本人におなじみの紅茶にアールグレーというのがありますよね。
アイスティーには特に使われることが多いですがこれは茶葉の種類ではなく、キーマンやダージリンの茶葉にベルガモットというイタリアやコートジボアールで主に作られている柑橘系のフレーバーをつけたものです。
このベルガモットの香りは精神安定やホルモンバランスの調整などの効能があるので、気持ちが落ち着き癒しの時間を作ることができます。
忙しい午後のひとときも、一杯のアールグレーをゆっくり飲めばストレスや疲れも吹き飛ばしてくれますよ。
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体にいい紅茶の種類と効能
紅茶をゆったりと飲んで過ごすとイライラするようなことはあまりないと思われますが、ほとんどの紅茶にはリラックス効果があると言われています。
その他、紅茶の種類によって色々な効能がありますので、味や香りの好みと同様にあなたの体に効果がある紅茶を選んでみてはどうですか?
アッサムティーの効能
- アンチエイジング
- 抗酸化作用
などの働きがあるので、体を錆びさせない・いつまでも若々しくいられるなどの効果があります。
アッサムティーは味に深いコクがあり香りもとてもいいのが特徴。
とても濃い味なのでストレートで飲むよりもミルクティーにして飲むことが多いです。
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ウバの効能
- 頭痛抑制
- 疲労回復
- 利尿効果
などの働きがあるので、このような症状が気になるときにはぜひ選んで飲んでください。
個性的な味と香りが特徴のウバはセイロンティーともよばれる紅茶ですが、この紅茶もまたメントールのような香りが独特なので、ストレートで飲むよりもミルクティーがおすすめです。
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キーマンの効能
- ダイエット効果
- インフルエンザ予防
- 疲労回復
などの効果があります。
キーマンは中国で作られている日本ではあまり知られていない茶葉ですが、「中国茶のブルゴーニュ酒」という異名があるくらい渋みも少なく、蜜のようにほんのり甘味を感じます。
飲み心地もほわっとした味わいですよ。
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ニルギリティーの効能
- アンチエイジング
- 生活習慣病予防
などに効果的です。
ニルギリティーは日本ではあまり聞かない名前ですが、ニルギリという種類の茶葉は苦みもなくスッキリした味、さわやかな香りで飲みやすい紅茶です。
ストレートはもちろん、ミルクティーやアイスティ-などどんな飲み方をしても美味しく飲めます。
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さいごに
紅茶が健康に悪いといわれるのは、たしかに多量に飲めば良くないものもありますが、他の食品や飲み物にも同じことが言えます。
それよりも、リラックスや疲労回復をはじめ、錆びない体、太らない体など、健康維持のためには1日に2~3杯飲む分には何の問題もない。
それどころか、反対に効能の方が大きいのではないかと思います。
紅茶を飲んで、いつまでも健康で美しくいたいものですね。
ホッと一息つきたいティータイムにぜひお試しください
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