10月25日放送 NHK朝ドラ「わろてんか」21話で、藤吉(松坂桃李)が間違って仕入れた古米と外米を、てん(葵わかな)と楓(岡本玲)のどちらが多く売りさばけるかを競い、てんが見事勝利!
てんの斬新な売り方を目の当たりにした啄子(鈴木京香)は、思わずてんに軍配を上げ北村屋の“始末の極意”を伝授します。
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目次
生きたお金
団子やカレーを客に提供して古米・外米を売りさばいたてんに対し、
「あんたお客さんに振る舞うた分の材料代ちゃんと勘定してはりますのんか?」とごりょんさん。
和やかだった場が少し凍り付きましたが…そのあと、
「まあよろしおすけどな。ああいう生きたお金を使うのは。」
てんを認めざるを得なくなったごりょんさんは北村屋の家訓の前にてんと立ちます。
北村屋の家訓
船場の商人は始末・才覚・算用を重んじます。
北村屋の家訓もそうです。
始末
始末は、節約のことやない。
無駄な出費をせず、使うべきときに生き銭を思い切り使うということです。
才覚
才覚は、どこに商いの勝機があるのか見極め誰もやらないことをやること。
あんたの団子やカレーや。
算用
算用は、金勘定することやのうて、帳尻を合わせること。
「損して得取れ」いうことです。
本当の始末の極意
始末とケチは違う。
これがホンマの始末の極意。
この勝負あんたの勝ちや。
【わろてんか】北村屋の家訓から学ぶ寄席経営|冷やしあめ・うちわ・下足磨き
【追記】人は財なり「人財」
わろてんか48話にて、始末・才覚・算用に「人財」が加わります。
あんたは親身になって芸人さんの世話をしたり、お客さんの下駄を雨でもないのに磨いたり、心を込めて仕事をしなはった。
それが知らず知らずのうちに、人の心を引きつけて、自分の財産になった。
人は財なりいうことですやろな。
始末・才覚・算用。わてはこの北村屋3つの家訓を大事に守ってきた。
けど、今度はあんたに「人は財なり」というのを教えてもらいましたんや。
免許皆伝や!あんたも立派なこの寄席のごりょんさんや。結婚も喜んで認めまひょ。
こうして北村屋の家訓は4つになり、てんは免許皆伝!
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まとめ
北村屋の家訓「始末・才覚・算用」は現代の商売にも通ずる極意だと思いました。
ごりょんさんが最後に言った、「あぁ〜何で極意を教えてしもたんやろか」という一言。
てんを認めたくないという思いの裏に、その人となりをきちんと見極めるごりょんさんが素敵だなぁとしみじみ・・・でも笑顔からの恐ろしい形相はやっぱり鳥肌が立ちます。笑
【追記】北村屋3つの家訓に「人財」が追加されましたね。人は財なり。これからのてんの活躍が楽しみです
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