酒粕は妊娠中控えたほうがいい?加熱調理すれば大丈夫?

酒粕って栄養がたっぷりで美容や健康にいいけれど
妊娠中は控えるべきなんでしょうか?

せっかくだから、お腹の中の子にも、
栄養を送ってあげたいですよね。

今回は妊娠中の女性なら絶対に知っておきたい、
酒粕は胎児に影響があるのかどうかを紹介します。

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目次

妊婦さんの酒粕|加熱してアルコール飛ばせばOKでしょ?

妊娠中でしたら、酒粕はもちろん
酒粕から作った甘酒も飲むのはNG!

酒粕って意外にも
6~8%くらいのアルコールが含まれるんですよ。

加熱してある粕汁なら大丈夫、と思われますが、
実は粕汁にも5%前後のアルコールが含まれます。

妊婦さんは粕汁も食べない方が安心ですよ。

ということは酒粕って、加熱してあったとしても、
まだアルコールが残っているから
妊娠中は控えるべきなんですね。

ただし、酒粕はアルコールを飛ばして調理すれば、
妊娠中でも授乳中でも安心して食べられますよ。

78℃以上の温度で加熱するとアルコールを飛ばせるので、
まずは酒粕に水かお湯を混ぜて鍋に入れて
グツグツと沸騰させていきましょう。

4分以上煮込めばアルコールが飛ぶので、
冷やして料理に使いましょう。

また、沸騰した段階で、
鍋の中の液体にチャッカマンなどで直接火を点ければ、
より確実にアルコールを飛ばせます。

要するに水を混ぜた酒粕をフランベすることなんですね。

フランベすると、直接点けた火が消えた時点で、
アルコール分が飛んだことが目で分かります。

酒粕のアルコール分を飛ばすって、
ちょっと手間がかかりますね…。

でもそうすればお腹の赤ちゃんにも安心なので、
もし酒粕を食べる時は
しっかりアルコールを飛ばしましょう。

ちなみに甘酒は酒粕ではなく、
米麹から作られたものでしたら
妊婦さんや小さい子が飲んでも平気ですよ!

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少量のアルコールでも胎児に影響は出るの?

妊娠中に絶対知っておきたいのが、
アルコールによって及ぼしてしまう胎児への影響。

基本的に、妊婦さんがアルコールを摂取してしまうと、
それが胎児にも送られてしまい、
胎児アルコール症候群を引き起こしてしまいます。

すると胎児の知能障害や発育不全、
奇形などの原因にもなるので、
健やかで元気な赤ちゃんを産むためにも
妊婦さんはアルコールを摂取しないようにしましょう。

ほんの少しのアルコールを摂取した程度では、
必ずしもこの症候群を引き起こすわけではありませんが、

胎児の健康と成長を守るためにも、
アルコール分を含む飲食物は控えるのが無難。

酒粕や甘酒だけでなく、お酒入りのお菓子や栄養ドリンク、
エナジードリンクなども妊婦さん、授乳中はNGですよ。

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まとめ

酒粕はアルコール分が結構多いため、
妊婦さんが食べるのはNG!

粕汁にもアルコールが含まれるため、
妊娠中は食べないでおきましょう。

しっかり加熱してアルコールを飛ばしたものか、
米麹で作った甘酒ならOKですよ。

アルコールは微量であっても、
胎児に何らかの影響を及ぼす可能性があります。

お腹の赤ちゃんの健康を守るためにも、
酒粕やそれを使ったものは
なるべく食べないようにしてくださいね。

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