11月21日放送 NHK朝ドラ「わろてんか」44話で、商売に不慣れなてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)に寄席経営を任せられないと、ついにごりょんさんが立ち上がりました。
以前、てんに伝授した北村屋の家訓“始末の極意”をもって客足の回復に取り組み、売り上げはぐんぐん伸びていきます。
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目次
ごりょんさん、立ち上がる!
啄子:どういうこっちゃ!目先の儲けばっかり考えて大切なお客さんを失う。
しょうもない商人にありがちなこっちゃ。
これ以上あんたらには任せておけまへんな。明日から覚悟しなはれや!
二人に寄席経営は任せられないとふんだごりょんさんは、経営再建のために立ち上がります。
北村屋の家訓覚えてなはるか?
啄子:わては寄席のことはよう知らんけど、商いの根本は船場と変わらんはずや。
北村屋の家訓覚えてなはるか?
てんはよどみなく答えます。
始末
無駄な出費をせず使うべきときに生き銭を使うこと。
才覚
どこに商いの勝機があるか見極め、誰もやってないことをやること。
算用
金勘定やのうて損して得取れいうことです。
啄子:そうや。まずは失うたお客さんの信用を取り戻すんが何より肝心や。
分かりますな?その知恵を絞るんがあんたの仕事でっせ。
【わろてんか】ごりょんさんが北村屋の家訓“始末の極意”を伝授!始末・才覚・算用の意味とは?
うちわで夕涼み
風鳥亭の前で呼び込みをしていたてんに合流したごりょんさん。
うちわをたくさん持って来て、てんにも渡します。
うちわで通行人に風を送りながら
「暑気払いに寄席はどないですか?うちわであおぎながらの夕涼み講釈も楽しおまっせ!」
てんとごりょんさんの呼びかけに道行く人たちも足を止め、
「おおっべっぴんさんにあおいでもらうと涼しいわ。なんぼや?」と風鳥亭に入っていきます。
下足磨き
「ほう〜きったない下駄がえらいきれいになってますな」というお客さんに、
「へえ。さっきの夕立ひどうおましたからなぁ。」とてん。
「こら気持ちよう帰れますわ。ほなおおきに。」
てんはお客さんの下足を丁寧に磨いていました。
「今うちにできるこというたらこれぐらいやし、元手はかかりまへんよって。」
その姿に感心した亀井は下足磨きを手伝います。
その様子を見ていたごりょんさんも、
「泥はねした履きもんでお客さん帰すわけにはいかん。そのとおりや。ほれあんたも手伝いなはれ。」
藤吉も参加し、さらに鼻緒が切れそうな草履の鼻緒を付け直すという機転をきかせます。
藤吉:切れそうな鼻緒をつけ直したらお客さんもっと喜んでくれはるやろ。
啄子:そしたらまたここに来ようと思う。そういうもんや。
藤吉の思いついた親切こそが、北村屋でごりょんさんが大事にしてきた客との信頼関係だったのです。
みんな笑顔になり、こうした努力から少しずつ客足も戻ってきます。
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冷やしあめ
次にてんが目を付けたのは、冷やしあめ。
暑いある日、落語家に冷やしあめを買ってきてほしいといわれます。
「ショウガは夏場のだるけにスカ〜っと効くさかい早いこと頼むで。」
てんは冷やしあめを大量に仕入れて、お客さんに売ろうと考えます。
てん:これ飲んでスカッと暑さ忘れたらお客さんももっとわろてくれはるやろし思て!
それにお茶は売っても1銭にしかならへんけど、これやったら2銭で売れます。
啄子:せっかく売るんやったら中だけやのうて表でも売ったらよろし。
ほしたら一石二鳥でんな。
ほんで冷やしあめに惹かれて足止めたお客さんを寄席に呼び込みますんや。
知恵はひと絞りするだけやのうて雑巾みたいに絞って絞って絞り尽くすんや。
そうして、冷やしあめを売り始めたてんでしたが、お客さんから「何や冷とうないな」と言われ考えます。
翌日てんは大きな氷の上に冷やしあめの瓶を並べてコロコロ転がして客を呼び込みました。
見るからにひやこそうな冷やしあめに客がどんどん集まり大盛況!
「ちょっとは知恵を絞ったようやな」と、ごりょんさんも認めてくれたようです。
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まとめ
北村屋の家訓“始末の極意”がまたまた登場しましたね!ごりょんさんが寄席経営に立ち上がったとたん経営が上向くスピード感!笑
てんの才覚が発揮されて、ごりょんさんも一目置いたのではないでしょうか。
最後に登場した伊能さんの「おてんさんを僕に貸してくれないか?僕には君が必要なんだ。」という一言。今後の展開が気になりますね…
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