「もち麦」「大麦」「押し麦」の違い|栄養やカロリーも違う?

麦ごはんが体に良いと聞くけれど
麦って色んな種類がありますよね。

特に目にするのが、
もち麦』『大麦』『押し麦』の3つ。

今回はこの3種の麦の違いや栄養、
カロリーなどを解説していきます。

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目次

もち麦・大麦・押し麦の違いを簡単解説!

もち麦、大麦、押し麦の違いはこちらです。

もち麦

もち麦の食物繊維は大麦の約2倍も含むため、特に多い麦の種類で、
その名の通り食感もモチッとしてやや粘り気があります。

実はもち性の大麦を精麦(※)したものがもち麦
※外皮を剥くなどの加工すること

要するにもち米みたいな麦の種類なんですね。

大麦よりもかなり食べやすく、ダイエットにも効果的で、
最近人気の種類でもあります。

ただしお値段は少々高め。

でもその分、美味しく食べられるし、
健康効果もかなり期待できます。

 

大麦

世界最古の作物として知られていて、
日本でも白米を食べるようになる前までは、
大麦を主食として食べていました。

もち麦ほどではないですが、やっぱり栄養が豊富で、
なんと食物繊維は白米の約10倍ともいわれています。

ただし、もち麦と違って食感が少しパサパサしているため、
調理の仕方も工夫が必要です。

押し麦

押し麦とは大麦の外皮を取り除き、
蒸してからローラーで平たく潰して加工したもの。

もち麦と違って、
押し麦に使われるのはうるち性の大麦なんですよ。

うるち性の麦は粘りが少なく、
少しパサパサした食感が特徴。

ただし押し麦は平たく潰されている分、
消化も良く白米と一緒に炊けば、
プチプチとした食感になるので、
かなり食べやすくなりますよ!

以上がそれぞれの麦の特徴や違いでした。

でも、もち麦も押し麦も、
どちらも加工前は「大麦」だったんですね!

もち麦・押し麦の栄養とカロリー

続いては、それぞれの種類の麦のカロリーを紹介していきます。

まず、加工をしていない大麦は、
100gあたり343kcalほど。

続いて、もち性の大麦を精麦したもち麦は
100gあたり350kcalで、
そして押し麦は100gあたり340kcalです。

つまりもち麦が一番カロリーが高いんですね。

そして最もカロリーが低いのが押し麦。

ちなみに白米だと100gあたり356kcalほど。

こうしてみると、麦が白米よりもカロリーがかなり低い、
ということはないですよね。

ただし、麦には食物繊維が豊富。

先ほども説明したように、特にもち麦だと、
大麦よりも更に食物繊維の含有量が多いので、
とっても健康だし、痩せやすい体作りに役立つんですよ!

というわけでダイエットしたい人はぜひ、
もち麦を食べていくようにしましょう!

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まとめ

もち麦はもち性の大麦を精麦したもので、
モチッとした食感でかなり食べやすい種類の麦です。

押し麦はうるち性の大麦の殻を剥いて、
蒸してから平たく押しつぶしてあるため、
プチプチとした食感が特徴。

そして大麦は精麦されていない麦で、
食感は少しパサパサとしていますが、食物繊維が豊富。

ただし、一番食べやすいのはやっぱりもち麦ですね。

カロリーはもち麦が3種類の中で最も高いけれど、
食物繊維の量も特に多いため、
健康的に痩せられるのでかなりおすすめなんです。

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