10月7日放送 NHK朝ドラ「わろてんか」6話では、藤吉が俄(にわか)で猪役で登場。
てん(新井美羽)は藤吉(松坂桃李)の面白い芸が見られると期待していたものの、藤吉は初舞台の緊張で芝居の出番を間違えてしまいます。
藤吉を元気づけようとするてん。なぜか二人っきりで屋根の上で話すことになり・・・
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目次
藤吉の初舞台「俄(にわか)」とは?
俄はこの当時人気の出し物で、歌舞伎の有名な一場面を面白おかしく演じる今で言うコントのようなものです。
ここで藤吉は猪役で登場!見守るてんの前で藤吉はどんな演技をするのでしょうか。
俄(にわか)とは、江戸時代から明治時代にかけて、宴席や路上などで行われた即興の芝居。仁輪加、仁和歌、二和加などとも書く。またの名を茶番(ちゃばん)。
俄狂言(にわかきょうげん)の略で、俄、つまり素人が演じたことからこう呼ばれる。あるいは一説に、路上で突然始まり衆目を集めたため、「にわかに始まる」という意味から「俄」と呼ばれるようになったと伝えられる。
内容は歌舞伎の演目の内容を再現したものや、滑稽な話を演じるものがあったようである。遊廓などで、多くは職業的芸人でない素人によって演じられた。
出典:Wikipedia
「義士」を「猪」と聞き違えて飛び出した藤吉
てんが見守る中、藤吉の初舞台「俄(にわか)」で義士(ぎし)を猪(しし)と聞き違え、次の幕の猪役だった藤吉が飛び出してしまいます。
出番を間違えた藤吉は観客から罵声をあびますが、キースが「討ち入り前にシシ鍋で一杯いくとするか」と救いの手をのべ舞台を後に。
心配したてんは楽屋を訪れます。
そこで登場したのが、旅芸人の娘のリリコ。後にてんの永遠のライバルにして親友となるようですが、この先てんとどう関わっていくのでしょうか。
藤吉とてんは二人っきりで屋根の上
てんは藤吉を元気づけようとチョコレートを渡し、二人っきりで屋根の上で話すことに。
藤吉:さっきの俺の初舞台やったんや。えらいウケてたやろ?
あぁけどあれは嘘やないで。日本一の芸人やいうんは。まあずっと先のやけどな。
そういうたらあれや。笑いは何色か分かったか?
てん:はい!茶色!
藤吉:何で分かった?さすがてんごのおてんちゃんや。
てん:ホンマは兄さんに教えてもろたの。
藤吉:ハハッ頭のええお兄さんやな。仲ええんか?家族。
てん:あ〜お父はんは怖いけど。
藤吉:ええなぁ。うちんとこはあれや、笑顔がひとつもない家やってな。
真夏でも冷え冷えや。かなわんでホンマ。
笑いの世界はええわ。何か心がぬこうなる。
てん:そやから芸人さんに?
藤吉:ああ。俺が日本中を明るうぬくぬくにしたるってな。
たった一人でええ。
一人でもわろてくれはったら、その笑いが広がってみんなが幸せになれるて思うんやけどな。
「とざいと〜ざい!塩谷判官切腹の段!」「アイタタタタタタタ」。
てん:何でウケたん?藤吉さんはやっぱり泥棒さんや。
藤吉:は?
てん:泥棒さんの判官さんや。
藤吉:よっしゃ!よっホイッホイッホイッ。
「あっ石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ〜。
よっホッホ〜ッ!天下の大泥棒石川チョコ衛門たぁ俺のことよ!」
てん:チョコ衛門やて。
藤吉:君は僕の芸にわろうてくれた第一号のお客さんや。
なあ、これからもその笑顔でずっと、わろてんか?
てん:旅続けはんの?
藤吉:ああ。おてんちゃんのおかげで勇気がわいたわ。
てん:どんな所に行くの?
藤吉:日本中や。
てん:日本中!?
藤吉:手紙書いてあげるわ。
てん:ホンマ!?
藤吉:ああ。旅先の様子書いて送るわ。約束や。
あっそや。チョコのお礼や。
そうして藤吉は再び旅に出ました。
藤吉から旅先で手紙が届く
「テンテンテンゴのおてんちゃん元気にしてはるか。
僕は今米どころ越中富山におる。まだまだ給金だけでは食べられへんけど
お客さんが面白かったとおむすび分けてくれるんや。これがまたうまいんじゃ。
お米に笑顔がふりかかってるからな。
それではおてんちゃんが笑顔でいられるよう今日の笑いを一つ」。
お米とかけて初代北村藤吉ととく。その心は?
うまいと思ったがぬか喜びでした」
てんは藤吉から旅の手紙を受け取りながら
笑顔がまぶしい年頃の娘へと成長したのです。
まとめ
初舞台で失敗してしまった藤吉でしたが、てんの明るい笑顔で元気を取戻してほっとしました。
そして、またまた藤吉(松坂桃李)の口周りのチョコが見られましたが、一回目よりも泥棒感がすごかったですね。笑
藤吉がてんに最後に言った「これからもその笑顔でずっと、わろてんか」という言葉はもう未来の恋を予感してしまいます。
年頃の娘へと成長したてん。葵わかなさんのはじける笑顔がまぶしくこれからが楽しみですが、新井美羽ちゃんがもう見られないのはちょっとさみしいですね。
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