11月14日のあさイチ「ピカピカ☆日本」のコーナーで、伝統の技で生まれる「アルミ鋳物(いもの)」の便利グッズが紹介されました。
中継場所は、400年以上の歴史を誇る鋳物作りで知られる富山県高岡市です。
いま注目されているワケは、20年ほど前から生産しているアルミ鋳物。
アルミの熱伝導性の高さを生かしたアイスクリーム専用スプーンや、屋外に長期間出しても変化しないアルミの「さび」を活用した表札が人気なんだとか。
番組では、迫力ある鋳造作業とともに伝統の技から生まれた便利な品々の魅力に迫りました!
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目次
鋳物の町・富山県高岡市
リポーターの藤原薫さんが訪れたのは富山県高岡市。ここは鋳物の町として知られ、その歴史は400年以上になります。
高岡市では伝統的な仏具を中心に作っていたそうですが、今回取材したメーカーでは20年ほど前から新たにアルミの鋳物の開発を進めているそうです。
アルミ鋳物とは、アルミニウムを溶かして、砂等で作成した鋳型(いがた)に流し込んで作る製品のことです。
溶かして流し込みを行うことで、複雑な形・模様を作ることができ、作る方法のことを鋳造(ちゅうぞう)といいます。
アルミ鋳物の魅力
鋳物作りの多くは銅や真ちゅうなどの金属を溶かし、砂などでできた型に流し込んで作りますが、20年ほど前から生産している「アルミ鋳物」が今注目されているといいます。
番組では、アルミの熱伝導性の高さを生かしたアイスクリーム専用スプーンや、屋外に長期間出しても変化しないアルミの「さび」を活用した表札など、伝統の技から生まれた便利グッズが紹介されました。
アイスクリーム専用スプーン
番組冒頭でリポーターの藤原薫さんがアイスクリームを食べようとしていますが、かちかちに凍っていて食べられない!
そこで登場したのが、アルミの熱伝導性の高さを生かしたアイスクリーム専用のスプーンです。
このスプーンはアイスクリーム専用として作られたスプーンで、「鋳物」と呼ばれる溶けた金属を型に流し込んで作られる製品です。
かちかちに凍っているアイスクリームに普通のスプーンをさそうとしても、なかなか入っていきませんよね。
しかし、このアイスクリーム専用スプーンを使うと、すうっと入ってすくうことができるんです。
そのワケは、熱を伝える力が強いアルミで作られているから。
さらに持ち手の厚さで熱をため込むことができるため、握ったときに先端まで熱が伝わってアイスを簡単にすくうことができるといいます。
こんなスプーンでアイスクリームを食べたら美味しさも倍増しそうですね
アルミの「さび」を活用した表札
番組では、屋外に長期間出しても変化しないアルミの「さび」を活用した表札も紹介されました。
サーフボードのデザインなどかっこいいデザインの表札。この白く書かれている文字は、なんとアルミの「さび」だといいます。
アルミの「さび」は白くなるため、それを利用して文字や絵を描いているそうです。
鋳物に特殊なレーザーを当てることでアルミを瞬間的にさびさせているんだとか。
ひとあじ違うオリジナル表札。どんなお家でもぐっとおしゃれになりそうですね!
こちらの表札に興味がある方はこちらへどうぞ → 株式会社 高田製作所
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まとめ
今回番組で紹介されたタカタレムノス15.0%のアイスクリームスプーンは、いろんな番組でも取り上げられていたので知ってはいましたが、400年以上も伝わる鋳物作りがベースになっていたと知り、作り手の思いが伝わる奥深さを感じました。
自分でも使ってみたいけどスプーンひとつにこの金額は…と思ってしまいますが、アイス好きの方へプレゼントしたらすごく喜ばれそうだなと思いました
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