イギリス人は本当にケーキが好きです。
一説にはイギリスの料理がいま一つなので、
最後に出されるケーキに力を入れるとも言われています。
どの家庭にもその家のケーキレシピがあって、
代々母から娘に伝えられているようです。
特にクリスマスシーズンには、
それぞれの家で腕によりをかけて、
ケーキを焼くのですが、
特に有名なのが「クリスマスプディング」ですね。
ディケンズの「クリスマス・キャロル」にも出て来るので、
ご存知の方もいるでしょう。
ここで、クリスマスプディングの歴史と
伝統的な食べ方、簡単なレシピを
ご紹介しましょう。
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目次
クリスマスプディングの歴史と伝統的な食べ方
クリスマスプディングの起源は、肉と果物入りのお粥です。
どっしりとしたケーキになったのは、
ビクトリア女王がこのクリスマスプディングを
王室のデザートにしたころからのようです。
伝統的な作り方は
パン粉、小麦粉、牛脂、卵、砂糖、ドライフルーツ、
くるみなどと香辛料、ラム酒などを合わせて、
一晩寝かせかせてから、型に入れて蒸し上げます。
できあがったものを約1が月冷暗所に保存し、
成熟させます。
この間に果物が発酵して美味しくなります。
かなり時間がかかるので、各家庭では
クリスマスの随分前から用意したもののようです。
現在はもっと簡単な作り方もありますし、
手作りにこだわらず、お店で買う家庭も増えています。
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ステキな聖夜に♪英国風クリスマスプディングのレシピ
英国風のクリスマスプディングは無理かな、
と思う人も多いでしょう。
時間はかかりますが、作り方は案外簡単です。
クリスマスプディングの材料
カレンツ、レーズン、サルタナなどのドライフルーツ各100~150g
パン粉 170g
牛脂 150g
レモンピール、オレンジピール各55g
三温糖 110g
ナツメグ 小さじ半分
シナモン 小さじ半分
卵 4個
牛乳 50㏄
ブランデー 60㏄
ラム酒 60㏄
クリスマスプディングの作り方
1.牛脂に三温糖を加えて混ぜる
残りの材料を大きなボールに入れて混ぜて
一晩寝かせる
2.パターを塗った型に種を入れアルミホイルで蓋をし、
蒸し器で5~6時間蒸しあげる
3.出来たプディングにブランデーをかけていただきます。
生クリームやカスタードソースを添えるのもいいですね。
伝統的な作り方のように1か月寝かせてから、
温めて食べるとさらに美味しいですが、
すぐに食べても十分美味しいです。
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まとめ
イギリスのケーキは美味しいです。
伝統的なイギリスのケーキの
クリスマスプディングは、
時間さえあれば誰でも作れます。
今年は聖夜に英国風クリスマスプディングを
試してみるのもいいかもしれませんね。
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