あさイチ|肌荒れ特集まとめ|手荒れ&かかと荒れの原因と簡単ケア方法

1月9日放送NHKあさイチのスゴ技Qで「肌荒れ解消!取り戻そうツルツルお肌」が特集されました。

一年で最も乾燥するといわれる1月は、手がカサカサしたり、かかとがガサガサになったりと肌荒れの悩みはつきませんよね。

番組では、肌荒れの中でも特に悩みの多い「」と「かかと」にスポットを当て、簡単ケアで肌荒れを解消するワザが紹介されました。

さらに、お肌に優しい入浴法、頭皮ケア、肌質に合わせた下着選びなど、肌に関する情報満載!

皮膚科にかかるほどではないけど肌荒れに困っている…という方は必見です icon-heart-o

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目次

「手」の荒れ

食洗機や洗剤の改良で減少傾向にある手荒れですが、創業60年の製薬会社にはここ2~3年で手の「ある部分」の荒れを訴える女性の声が多く届くようになったそうなんです。

「手荒れ」の悩み…特にどの部分?

手荒れで悩んでいる人の多くが悩んでいる部分とは「指先」

今、手の中でも指先の荒れに悩んでいる人が多いんだとか。

番組では、自分で簡単にチェックできる方法が紹介されました。

荒れを見逃さない簡単チェック「ハンドセルフィー」

スマホを使って指先を撮影し、自分の手荒れをチェックする「ハンドセルフィー」をすると、自分では気づかなかった手荒れを客観的に見ることができます。

やり方は簡単。指先が見えるように手のひらを軽く握り10cmほど離して指先を撮影するだけ。

写真を拡大してじっくり指先をチェックしてみると、あなたの指先も思いのほか荒れているかも!?

詳しいやり方はこちら ⇒ ハンドセルフィー

なぜ最近、指先の荒れが増えたの?

指先の荒れを訴える人が増えた原因は、スマートフォンが普及したことに関係があるようです。

指先は皮膚表面の水分や皮脂によって刺激から守られていますが、スマホの操作など指先を酷使すると摩擦により水分や皮脂が奪われ乾燥状態に

さらに、直接物に触れていない爪の周りの皮膚も引っ張られることで刺激を受け荒れやすくなり、それを放っておくと少しの刺激でぱっくりと割れてしまうことも!

また、普段からハンドクリームをこまめに塗っていても、きちんと塗れていない場合も多いといいます。

番組では意外と見落としがちなハンドケアの落とし穴に注目。正しいハンドクリームの塗り方を皮膚科専門医が教えてくれました。

正しいハンドクリームの塗り方

ハンドクリームの量

両方の手のひら・手の甲で使うハンドクリームの量は人さし指の第1関節分×2

直径が5mmほどのチューブで人さし指の第1関節分のクリームの量が、手のひら2枚分。手の甲の部分にも使うため、もう1関節分。

ハンドクリームのつけ方

  1. 手のひらでクリームを温める(のびがよくなり肌への摩擦を減らすことができ、高浸透で塗ることができる)
  2. 全体に塗り広げていく
  3. 指と指の間、親指の付け根もしっかり塗る
  4. 指一本一本になじませていく
  5. 関節もくるくるとなじませる
  6. 指の横の部分もなじませる
  7. 爪の周りは第1関節の部分から1個ずつくるくると巻いていく(爪の生え際も念入りに)
  8. 指先は回しながら一本ずつ丁寧に塗る
  9. 最後に手首も忘れずにくるくると塗り広げる

利き手は特に荒れやすいので念入りに。量は多く感じても上記のようにしっかりつけるとべたつくことなく浸透します。

番組で紹介された製薬会社HP

番組で紹介された創業60年の製薬会社は、ユースキンAでおなじみのユースキン製薬株式会社でした。

ホームページでは先ほど登場した「ハンドセルフィー」のやり方や、ケア方法も載っていたので参考にしてみてください。

クリーム量の目安

出典:yuskin公式ホームページ ケア方法

 

「かかと」の荒れ

かかとがガサガサになる原因

冬になるとガサガサにひび割れるかかと。その主な原因は「過度な刺激」「乾燥」の2つです。

足裏への過度な刺激の大きな原因が、足にフィットしていない靴を履くことで起きる、かかとと靴のすれ。

自分の足に合ったフィット感のある靴選びが重要だということで足裏の刺激を軽減する靴選びのポイントインソールの使い方が紹介されました。

靴選びのポイント

靴を選ぶ際は「かかと」を最初にチェックすることがポイント!

かかとが脱げやすいという声が多いですが、自分の足に合っていない靴はガサガサかかとの原因になるんだとか。

かかとがぴったりフィットする靴を選んで過度な刺激を与えないようにしましょう。

今ある靴も「インソール」で解決

今ある靴でガサガサかかとを防ぎたいという方におすすめなのが、かかとに入れるインソール

かかとが浮いてしまう靴もインソールを使うことでフィット感がアップ!刺激が減りかかとをガサガサから守ります。

また、足を固定するストラップは後からでも付けられるのでおすすめです。

週に1回10分の「かかと」スペシャルケア

次に重要なのが「乾燥」対策。パーツモデルの金子エミさんがプロの保湿のワザを教えてくれました。

暖房の熱はかかとの熱を蒸発させ乾燥の原因に。家の中でも乾燥するため、おうちでケアをすることが大切だといいます。

週に1回、たった10分でできる簡単おうちエステですべすべかかとを手に入れましょう。

用意するもの

  • 化粧水 70ml
  • ぬるめのお湯
  • フェルトタイプのキッチンペーパー

保湿ケアのやり方

  1. 化粧水とぬるめのお湯を1:1の割合で混ぜる
  2. ①にキッチンペーパーを浸し、軽くしぼる
  3. ②を足に巻き付ける
  4. さらにアルミホイルで足先までしっかり巻いて5分置く
  5. アルミホイルとキッチンペーパーをはずす
  6. クリームを丁寧に塗る
  7. クリームの浸透力を高める靴下を履く

足のケアに詳しい皮膚科専門医の高山かおる医師によると、アルミホイルが持つ保温性は足先を温める効果もあるといいます。

毎日だと大変なかかとケアも週1回10分なら手軽にできそうですね!

 

足の血行促進!簡単エクササイズ

カサカサかかとのもうひとつの原因に「新陳代謝の衰え」があります。

そこで番組では、足の血行を促進し新陳代謝を高める簡単エクササイズを理学療法士の金森慎吾さんが教えてくれました。

足裏血行促進エクササイズ

  1. 靴を脱いでいすに座る
  2. テニスボールを足裏に置く
  3. 痛気持ちいいぐらいの体重をかける
  4. 指先からかかとまでグリグリと押す・転がす
  5. 片足1分ずつ両足行う

テニスボール以外にも、お好みのかたさでゴルフボールなどでもOK。ボールがない場合は、茶筒やスチール缶など円いものであれば代用できます。

ふくらはぎエクササイズ

  1. ふくらはぎの下のところを両手でつかむ
  2. 後ろの親指で痛気持ちいいぐらいにぐっと押す
  3. 押したまま、かかとを地面に着けてつま先をゆっくりと上下に動かす
  4. これを5回、繰り返す
  5. 手の位置を徐々に上げ、5か所ほど同じことを繰り返す

足先に血液を送る重要なポンプの役割を果たすふくらはぎをほぐすことで血流がよくなり、かかとのガサガサがほぐれていきます。

このエクササイズは一時的な血行改善の効果をもたらしますが、毎日1回ずつ1か月程度続ければ筋肉がやわらかくなり普段から血流がよくなるということなので、ぜひ実践してみましょう。

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40代からの肌質に合わせた下着・ブラジャー選び

「寄せて上げて」は30代で卒業!? 20代と40代ではバストの形とやわらかさは変化するため、若いころと同じタイプのブラジャーを着け続けると肌荒れの原因になるんだとか。

番組で紹介された、40代以上の肌質に合ったブラジャーを選ぶポイントをこちらにまとめました。
   あさイチ|40代からの肌質に合わせた下着・ブラジャーを選ぶポイント

 

お肌に優しい入浴術

間違った入浴法は肌トラブルに?乾燥肌にならないためのスゴ技として、お肌に優しい入浴術が紹介されました。

仕事に子育てに忙しいお笑いコンビの北陽さんが、温泉療法専門医の元で肌に優しい入浴術を実践!

お風呂に入る前におすすめの飲み物とは?

1回の入浴で失う水分は800ミリリットル。ペットボトルおよそ1.5本分にもなるといいます。

そのため入浴前の水分補給はとても重要ですが、お風呂に入る前に飲むとよいと紹介されたのが「緑茶」です。

緑茶に含まれるカテキンの抗酸化作用肌のきめを整えたり弾力や潤いを保ったりすると期待されているとのこと。

一番風呂に入るときの注意

一番風呂は塩素が濃い場合があるので、ご主人の次に入るがおすすめだと紹介されました。

実は皮脂あかには水道水に含まれる消毒用の塩素と結合し、肌への刺激が少ない優しいお湯に変えてくれる効果があるそうなんです。

夫のあとはちょっと…という方は、スプーン1杯のレモン汁入浴剤でもOKだそうです。

でも、旦那様のお肌も心配なので入浴剤を入れてあげたほうが良さそうですよね・・・笑

湯加減

熱いお湯はお肌にとってNG。42度以上の熱いお湯につかると皮膚のバリア機能が失われ、表面の細胞が傷つき傷みやすい肌になってしまうといいます。

さらに、かゆみの原因物質ができてしまうことでかゆみが増し、肌荒れの原因に

温度は体がリラックス状態になる38~40℃に設定しましょう。

入浴30分は長すぎ?

お風呂に長くつかると表面の皮脂や皮膚に含まれる保湿成分が過剰に流れ出てしまい、乾燥肌の原因になるといいます。

額や鼻に汗をかいたら出る合図。湯船につかる時間は5~10分が目安です。

また、体を洗う際は、ネットでよく泡立て手のひらに乗せても形が崩れないかたさにし、肌を傷つけないように素手でやさしく洗うのがポイント!

入浴後の保湿ケア

本当に大事なのはお風呂から出たあとの保湿ケアで、保湿剤を塗るベストなタイミングは「入浴1分後」

早ければ早いほど効果が高いので、お風呂上がりはすぐ保湿剤を塗るのがベストのようです。

「インバスケア」とは?

入浴中に保湿ケアを行う「インバスケア」が紹介されました。

保湿成分入りのボディーソープや入浴剤、お風呂の中で体に塗るクリームやオイル、顔のパックなどさまざまなインバスケアが販売されています。

これらを活用するとお風呂上がりの皮膚水分量がさらに上がるため、風呂上がりの保湿と併用すると効果があります。

 

頭皮も乾燥している?

冬は乾燥しやすいので良い頭皮環境を作ることが大切!ということで、シャンプーする際のポイントと頭皮マッサージが紹介されました。

乾燥を防ぐシャンプーのやり方

  1. しっかりお湯で流し汚れを落とす
  2. シャンプーを手の中でよく泡立ててから頭皮になじませ指の腹を使って優しくもみ込むように洗う
  3. シャンプーのすすぎ残しがないように意識して洗い流す(目安は5分程度)
  4. すぐに乾かす(ぬれたまま放置すると頭皮に雑菌が繁殖しトラブルのもとに)

血行促進頭皮マッサージ

頭皮を内側から元気にするための血行促進&乾燥防止になる頭皮マッサージは、先端が丸いクッション性ブラシを使います。

このブラシで頭の「ある部分」をマッサージすると血行が促進され乾燥防止につながるといいますが・・・

それは、耳の周りの「側頭部」がポイント!

側頭部には太い動脈がありそこから頭全体に毛細血管が広がっているので、その血管に沿うように下から上へやさしく髪をとかすことで血行促進&乾燥防止になるとのこと。

30秒程度繰り返し、円を描くように軽くプッシュすることで効果アップ!反対側も同じようにやります。ブラシがないときは指でもOK。

皮膚科医おすすめ頭皮ケア

シャンプーの前にオイルをつけると頭皮の乾燥に効果があるようです。

椿油、オリーブオイル(食用ではなく肌用に精製されたもの)などのオイルを、髪の分け目につけるのを繰り返してから最後になじませます。

5分ほど置いたらいつものように髪を洗います。

オイルがない場合は、ブラッシングを行い皮脂や汚れを浮かせてからシャンプーするだけでも効果があるそうです。

こすりすぎたり爪を立てたりすると頭皮を傷つけてしまうので十分気をつけて行ってください。

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まとめ

女性にとって「手」や「かかと」は年齢が出てしまう場所なので特に気になりますよね。

乾燥しやすい季節は黙っていても悪くなる一方・・・ハンドクリームのつけ方を見直したり、かかとケア、インバスケアをして乗り越えましょう icon-heart-o

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