9月13日のあさイチで紹介された、残った日焼け止めについて。夏に使い切れなかった日焼け止めは「もったいないので来年また使う」という方も多いと思いますが、その品質に問題はないのでしょうか?
さらに日焼け止めの商品には記載されていない使用期限や、注意点を専門家が教えてくれました。
目次
【アンケート】残った日焼け止めはどうする?
今年は長雨が続いたり曇りの日が多かったため、あさイチアンケートに回答をした50人全員が今年の日焼け止めを「使い切れていない」と回答。
さらに、「残った日焼け止めをどうするか?」との質問には、「来年使う」と答えた人が30人、「使わない」と答えた人が20人という結果になりました。
「もったいない」という声もあったように、まだ多く残っているのに捨ててしまうのはもったいないという気持ちわかるなぁ!という方も多いのではないでしょうか。
しかし心配なのはその品質。古い日焼け止めを使ってお肌に問題はないのか?そもそも使用期限でどのくらいなの?と思いますよね。
日焼け止めの使用期限
日焼け止めはいつまで使えるのか、商品パッケージの表示を探してみても使用期限はどこにも書いていません。
使用期限は未開封の場合3年とのことですが、専門家によると開封後は買った年の1年以内(ワンシーズン)に使い切るのが良いそうです。
日焼け止めを開封すると、手に直接つけたりするので手にいた細菌が移ってしまう危険があるとのこと。
古い日焼け止め5種類に細菌がいないか調べた結果、菌は1つも繁殖していなかったとのことで今回調べた古い日焼け止めに関しては問題なかったようです。
しかし、日焼け止め容器の口の先に菌が繁殖していたりするので注意が必要と専門家はいいます。
日焼け止めを手に取るときは、口の先にふれないよう十分注意したほうが良さそうですね。
細菌以外にもう1つリスクがある
日焼け止めのフタの内側を見ると、黄色くなっている場合があります。クリーム自体は白なのに黄色くなるのはなぜでしょう?
これは日焼け止めが空気に触れると油と同じように酸化するため黄色くなるとのこと。
日焼け止めが酸化すると肌がかぶれる可能性があるので注意が必要です。
ゲストの柴田理恵さんは日焼け止めを10年くらい使っているということでスタジオを驚愕させましたが…
肌つやの良いところを見ると大丈夫みたいですね…!笑
古い日焼け止めの注意点
今回の結果を見ると、古い日焼け止めに細菌は繁殖していなかったし、柴田理恵さんも10年同じ日焼け止めを使っているし、結局残っている日焼け止めを来年使っても全然大丈夫じゃないの?と思ってしまいますが、そうでもないようです。
医師によると、毎年6~7月に古い日焼け止めによる赤みやかぶれなどの症状で受診する女性が数人いるとのこと。敏感肌の方は特に気を付けたほうが良いですね。
また、暑い日に車の中に日焼け止めを放置するのはNGで、海で使う場合は海水がつくと菌の原因になるので気を付けましょう。
日焼け止めの保存方法は、冷蔵庫に入れる人がいますが成分が分離するため常温保存が良いようです。
残った日焼け止め判断チェックポイント
- ニオイや色の変化
- 分離していたらNG
- 腕や脚などに少量塗ってパッチテスト
パッチテストをして問題なければ、顔・首筋(皮膚が薄いところ)を避けて使用。
日焼け止めを長持ちさせるコツ
日焼け止め購入時の目安
顔や首、腕に日焼け止めを塗ると1回あたり3グラム程度なので、自分の使用量を逆算して購入するのがオススメとのこと。
まとめ
毎年買っても必ず残ってしまう日焼け止めですが、もったいないからと私も来年に持ち越して使ってしまっていました…汗
今回調べた古い日焼け止めに細菌の繁殖はなかったようですが、よく容器の口の先をさわってしまう方は気を付けたほうが良さそうですね。
また敏感肌の方はなるべくワンシーズンで使ったり、来年に持ち越した場合は皮膚の薄い顔や首筋以外に使用するなど、注意しましょう。
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