もち麦を炊く時、洗わなくても本当に大丈夫なんでしょうか?
基本的に市販のもち麦は
白米みたいに研がなくてもそのまま炊けます。
でもなんとなく、洗いたくなりますよね。
そんな時は洗ってしまっても問題ないんでしょうか?
今回は、もち麦を洗ってから炊いたらどうなるのか、
詳しくご紹介していきます。
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目次
もち麦は洗わないで炊けるけど、あえて洗ってみた結果
スーパーなどで売られているもち麦は、
洗わないでそのまま炊くことができるようになっています。
白米と一緒にもち麦を炊く場合は、
まず白米を洗い、もち麦を加えて水を注いで軽く混ぜて炊く、
という手順になるんですよ。
でも、やっぱり洗わないでもち麦を炊くのって、
ちょっと衛生的に不安な人もいると思うんですよね。
そこで、『おいしい大麦研究所』で行った、
麦をあえて洗ってから炊いてみた、
という実験が興味深かったのでご紹介します。
その実験結果はなんと、麦は洗ってから炊いた方が、
麦特有のにおいが消えて
かなり美味しく炊き上がったんですよ!
ということはやっぱり、麦ごはんを炊く時は、
麦を白米と一緒に研いでから炊く方が良いんですね。
実は麦って、他の雑穀に比べて、
ヌカの量が多いといわれています。
そのため、洗ってから炊いた方が、
ヌカ臭くなりにくいので、においがより気にならずに
美味しく食べられるというワケなんです。
もちろんもち麦を炊く場合も同様に、
洗ってから炊飯するとより美味しくなります。
今までもち麦を炊く時に洗っていた人もいると思いますが
実はそれは賢い選択だったんですね!
ただ、ほとんどのメーカーのもち麦は
「洗わないでOK」なので、
その通りにしていた人はわざわざ洗うのが面倒ですよね。
その場合、美味しくなるかどうか一度試してみてから
ご自身で判断されるといいと思いますよ!
私も普段もち麦は洗わずそのまま使用していたのですが
洗ってみて味比べしてみようかと思いました^^
もち麦をもっと美味しくする調味料とは?7種の食べ比べ結果
『おいしい大麦研究所』では、
麦を炊く際にどんな調味料を一緒に入れると美味しいのか、
という食べ比べの実験も行いました。
この時に使われた調味料は、
にがり、白醤油、はちみつ、オリーブオイルを各小さじ1と、
日本酒を大さじ1と1/2、そして8cm角のだし昆布1枚です。
これらの調味料1種類ずつ入れて炊いた場合と、
調味料を入れずに炊いた場合、計7種の食べ比べをしたところ、
なんと最も麦が美味しくなったのは、だし昆布!
昆布にはグルタミン酸といううま味成分が含まれているので、
美味しく炊けたのではないか、という結果になりました。
確かに白米を美味しく炊く場合も、
昆布を入れて炊くといい、と聞きますよね。
もち麦を炊く場合もぜひ、
だし昆布を入れてから炊いてみてくださいね。
ちなみに、実験の詳しい方法や結果に関しては、
下記のURLから確認できますよ。
https://www.hakubaku.co.jp/omugi-lab/jikken/
ご家庭でも美味しいもち麦ご飯を炊いてみましょう!
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まとめ
もち麦を炊く際は、
洗わなくてもいいとパッケージに表示があっても、
ヌカが落ちてくさみがなくなるから、洗った方が断然おすすめ!
また、だし昆布を入れてもち麦を炊くと、
より美味しく、うま味がアップした麦ごはんになりますよ。
麦は体にいいので、美味しく食べて健康を維持しましょう!
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