ケニア東部ガリッサのイシャクビニ・ヒロラ保護地域で撮影された白いキリンが「美しい!神秘的だね」「まるで神獣のようだ」「神さまの使いみたい」と話題になっています。
その姿は、私たちの知っているキリンとは程遠い姿ですがなぜこのように白いキリンが存在するのでしょうか。
目次
白いキリンの公開動画
ケニア東部ガリッサのイシャクビニ・ヒロラ保護地域を管理するNGO団体「ヒロラ保護プログラム」が8月に映像を公開。
団体の報告によると、6月上旬に「保護地域の近くに暮らす村人が、白いキリンの母子を目撃した」という情報があり白いキリンの母子を確認したそうです。
このキリンはなぜ白くなったの?
キリンの母子はアミメキリンという日本の動物園でもよく見られるキリンの仲間ですが、専門家の見解としては、先天的にメラニン色素がない「アルビノ」ではなく、突然変異によりメラニン色素が減少する「白変種」と報告しているそうです。
特に母親の網目模様が褪色していて子より色が薄くなっていたようですが、並ぶと母子とも真っ白でバッグのグリーンによく映えますね。
アミメキリンはアフリカのサバンナに生息していますが、国内の動物園でもよく見られるキリンの仲間です。
出典:動物図鑑/アミメキリン
過去に白いキリンが確認されたことは?
今回、珍しい白キリンとして話題になりましたが、過去に白いキリンが確認されたのはないのでしょうか?
実はこれまでに2例あったそうなんです。
初確認は2016年1月、タンザニアのタランギーレ国立公園にて確認。さらに2例目は2016年3月に今回確認されたのと同じイシャクビニ・ヒロラ保護地域で確認されているといいます。
これまでに2例確認されているということですが、今回のように白いキリンが映像に収められるのは初めてのことなんだとか。
こんなに美しい映像が世界中の人が見られるなんて素敵ですね。
白いキリンが撮影されたのはヒロラ保護地域
今回白いキリンが撮影されたのはケニア東部ガリッサのイシャクビニ・ヒロラ保護地域ですが、NGO団体「ヒロラ保護プログラム」は絶滅が危惧されるウシ科の動物「ヒロラ」の保護活動を行っている団体のようです。
ヒロラとは、哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ウシ科ヒロラ属に分類される偶蹄類。本種のみでヒロラ属を構成する。別名ヒロラダマリスクス。
白いキリンが撮影されたイシャクビニ・ヒロラ保護地域はヒロラの貴重な生息地となっているようですね。
まとめ
映像や画像を見ているだけで癒やされる白いキリン、本当に美しいですね。
白いキリンの母子が紹介されましたが、お父さんキリンも白いのでしょうか?ちょっと気になってしまいました。。。
撮影されたケニアのヒロラ保護地域の「ヒロラ」も個人的に初めて知りましたが、いつか白いキリンとヒロラの2ショットが見られたら素敵ですね。
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