暑い夏が終わって秋になると、
空が澄んできれいに見えますね。
真っ青な空に、白い雲、
いいですね!
空を眺めていると、
何か気持ちが大きくなった気がします。
ところで昔から、美しい白い雲を、
いわし雲、うろこ雲、ひつじ雲と言いますが、
その違いを知っていますか?
たぶん形が似ているからなのでしょうが、
本当のところを知りたいとは思いませんか。
ちょっと調べてみましょう。
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目次
「いわし雲」「うろこ雲」「ひつじ雲」の違い・見分け方を解説
いわし雲とうろこ雲とひつじ雲の違いは、
見える形だけではなくて、
できる高さにあるらしいです。
いわし雲とは
いわし雲は巻積雲で、
高度5~13mの上空に出来るんだとか。
形がいわしに似ているのでこう呼ばれようです。
さば雲というところもあるようです。
いわし雲は薄くて光が透けるので影はできません。
いわし雲は秋の台風や移動性低気圧が近づくときに、
よく見られるのだそうで、
見とれてばかりはいられないかもしれませんね。
うろこ雲とは
うろこ雲も巻積雲です。
形が魚のうろこのように見えるのが特徴ですね。
白くて、とても小さい雲片が集まっています。
うろこ雲が出ると、
温帯低気圧や熱帯低気圧が近づいていて、
天気が悪化することが多いんだとか。
ちょっと困りますね。
ひつじ雲とは
ひつじ雲は高積雲で、
高度2~7kmのところにできるので、
一つ一つの塊が大きく見えて、
ひつじのようなので、
こう呼ばれるみたいですね。
雲の塊は大きくて白色で、下の部分は灰色です。
大きくなると日光を遮って
薄暗くなることもあるようです。
いわし雲とうろこ雲とひつじ雲の違い
いわし雲・うろこ雲・ひつじ雲の特徴を見てきましたが
その違いをまとめると、
- 雲のできる高さ
- 雲の大きさ
- 雲の薄さ
の違いのようです。
空を眺め、雲を眺めた先人が
いわし、うろこ、ひつじ、を想像した、
と思うと何となくロマンチックな気もしますね。
星を眺めて星座を考えた昔の人の想像力にも
通じるかもしれません。
忙しい、ストレスの多い現在、
晴れた日に空や雲を眺めるのは、
リラックスできていいかもしれませんね。
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まとめ
秋によく見られる、いわし雲とうろこ雲とひつじ雲。
違いは見える形の他に、
雲のできる高さと、雲の大きさと、雲の薄さです。
違いを知って、ちょっと得した気持ちで
きれいな青空とそこに浮かぶ
美しい雲を眺めるのも、またいいですね。
リラックスできてストレス解消
になったらなお嬉しいです。
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