9月5日のあさイチ「ピカピカ☆日本」のコーナーで、進化する地下足袋が特集されました。
中継場所は岡山県倉敷市にある地下足袋工場。地下足袋といえば、工事現場やお祭りの印象が強いですがそのイメージをくつがえされるような新しい進化した地下足袋が盛りだくさん!
今、さまざまな業界から注目を集めているというその地下足袋に魅力に迫ります。
目次
地下足袋の特徴
地下足袋の特徴は、まずその形状にあります。
足の親指が他の指と別になっているため、一般的な靴と比べて親指の力をより使うことができます。
そのため、スポーツ選手がトレーニング用として使用したり、子供を健康に育てる「足育」や、医療機関ではリハビリ用シューズとして使われているといいます。
あさイチでは繊維の町・倉敷から今話題の「地下足袋最前線」を魅力的に紹介していました。
倉敷・地下足袋工場に潜入!
この地下足袋工場は1919年創業で、人力車のタイヤを加工して縫い付けた「縫付式地下足袋」を考案していたそうです。株式会社 丸五
地下足袋のイメージは工事現場や農作業、お祭りといった印象が強いですが、今では普段でもはけるような新しい地下足袋が注目されています。
この地下足袋工場では今の時代に合わせた様々な地下足袋を製造。
新商品開発担当の宇佐美さんがトレーニング用地下足袋でランニングして登場しその魅力を教えてくれました。
進化した地下足袋その1
宇佐美さんによると、地下足袋の素材は伸縮性と通気性を兼ね備えていて指を自由に動かすことができるので運動性が向上するとのこと。
地下足袋の良さに気づいて作業用だけではなくこの良さを伝えたいと思い開発したそうです。
サッカーの永井選手や花咲徳栄高校でもトレーニング用として地下足袋を使っているとのこと。
J2永井選手とサプライヤー契約 丸五、地下足袋型シューズ提供(山陽新聞)
花咲徳栄サクラサク!エース高橋昂、地下足袋でパワーアップ/センバツ(サンスポ)
進化した地下足袋その2
最近の子供に多い「浮指」「扁平足」の予防としても活用されているといいます。
- 「浮指」・・・地面に足の指がつかない状態
- 「扁平足」・・地面につちふまずがついてしまう状態
これらの足の症状を予防するために「子ども用地下足袋」も開発されています。
地下足袋工場現場をのぞき見!
工場内では59種類の地下足袋を製造しているそうです。
地下足袋でもっとも難しいといわれる「吊り込み」という作業では、30年のベテランである佐々木さんに熟練の技を見せていただきました。
足の指の細かいところまで布を張り付ける作業や、しわができないように引っ張って吊り込む作業は「熟練の技でないとできない」という佐々木さんの言うとおり、繊細さが感じられました。
新しい進化した地下足袋を紹介
地下足袋のデザイナーさんによると、地下足袋は職人さんのイメージがあるので親しみをもって履いてもらいたいと思い企画したといいます。
3人の女性に地下足袋を履いてファッションショーをしてもらいましたが、普段着にもおしゃれに合わせられると知り本当に欲しくなりました!
個性的なおしゃれも楽しめて足の健康にも良い地下足袋、スポーツ用としても一足は持ちたいですね。
番組で紹介された地下足袋
足袋スニーカー / たびりら / エスパドリーユ
岡山県倉敷市の帆布素材などを使い、職人の手作業で作られた「たびりら」は地下足袋タイプの新しい履物です。
【ポイント】
・羽のような軽さ
・丸洗いOK
・滑りにくいゴムソール
・コンパクトに持ち運べるパッカブル仕様
・素足でも快適
足袋スニーカー / hitoe /ヒトエ
つま先が2つに割れてるので、足指を自由に動すことができ、足指を鍛えることができます。 足指で地面をしっかりと掴む本来の歩き方を可能にします。
無縫製で編み上げられたアッパーは伸縮性に優れ、履くほどに足の形に合わせて伸び、 ぴったりと足にフィットします。
靴底は足指本来の動きを、絶妙なバランスの硬さに調整。
汚れたら丸洗いできるので、いつでも清潔を保てます。
スポーツはもちろん、普段履きにもおすすめな一足です。
【ポイント】
・丸洗いOK
・滑りにくいゴムソール
・羽のように軽い
・コンパクトに持ち運べるパッカブル仕様
・ニット素地による高い通気性と高いフィット性
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まとめ
さまざまな業界から注目を集めている地下足袋の紹介でした。
足に良いだけではなくおしゃれで新しさを感じるデザインは、これからも人気が上がってきそうですね!
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