日頃お世話になっている方へ、感謝の気持ちを込めて贈ることが多いお中元は目上の方へ贈る機会が多いものです。
ビジネスシーンでも会社の上司にお中元を贈る機会があるかもしれません。
そんな時に押さえておきたい!上司にお中元を贈る時期とマナーについてご紹介します。
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目次
社会人なら押さえておきたい!上司にお中元を渡す時期とタイミング
お中元の渡す時期は地方によって異なります。
関東なら7月初旬~7月15日まで、関西なら7月下旬~8月15日までに贈るのが一般的だと言われています。
特に、関西の人から関東の人にお中元を贈る場合には時期を間違えないように気をつけましょう。
関東に贈る場合に、6月下旬あたりにまだ準備をしていないなら急いだほうが良さそうです。
ただし、もし時期を逃してしまってもそれ以降の立秋(8/7)までは「暑中御見舞」、それを過ぎると「残暑御見舞」として贈ることはできます。
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失敗しないために!お中元の時期と「のし」基本の5つ
最初によく間違われる「のし」と「のし紙」の違いについてです。
通常、のしと呼んでいるものは「熨斗」・「水引」・「奉書紙」の組み合わせでできていて、この「のしを含むこれらが印刷された紙」をのし紙と言います。
では、のし紙に名前を書くときの注意点、マナーをいくつかご紹介します。
1.送り主が1名の場合
姓・名のフルネームで書くことが一般的のようです。
相手が目上でない場合は姓だけで書いてもOK。しかし親類などに送る場合は相手家族がみんな顔見知りなので、その場合はフルネームで書くとわかりやすいですね。
2.送り主が連名の場合
右側に「目上」の方の名前、左側に「目下」の方の名前を書くようにします。
この場合は目上の方がフルネームになるので必然的に目下の方もフルネームになりますね。
連名で送る場合は、3名までが一般的のようですよ。
3.送り主が会社の場合
代表者の名前を中央に書き、左側に「他一同」「外一同」というように書きます。
中包には他の社員さんの名前も記載して贈るのが一般的のようです。
4.贈る相手の方や自分が喪中のときは?
お中元は、普段お世話になっていることに対して感謝の気持ちを伝えるための風習。
お祝い事の贈り物ではないのでお互い喪中でも差し支えありません。
のし紙ではなく白無地の短冊に「お中元」と書くか、時期をずらして「暑中御見舞い」「残暑御見舞い」で贈りましょう。
5.宅配でお届けしても失礼ではない?
本来は事前に贈る相手を訪問し直接感謝の言葉とともに手渡すことが習わしです。
しかし、現在は宅配便などを利用することも一般的になり特に失礼にはあたりません。
ただし、直接手渡しをしないのであれば同封もしくは別送のどちらでもいいので挨拶状を送ることが礼儀です。
お中元の金額の相場
お中元の一般的な相場としては3,000円~10,000円といわれています。
- 特別にお世話になった相手:5,000~10,000円
- 仲人や上司:5,000円程度
- 親戚や知人、隣近所:3,000円前後
ただし、あまり高額になりすぎても相手の負担になるので気を付けましょう。
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さいごに
いかがでしたか? 毎年やってくるこの時期にお中元の基本、マナーを確認して恥ずかしくないように対応しましょう。
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