たくさん飲めるビールに比べて水はそんなに飲めないのはなぜ?

あなたは飲み会などで生ビールを何杯飲みますか?

ビールが大好きな私は、乾杯はもちろん生ビール。
アルコール飲み放題プランだったら、大体5杯前後は平気で飲んじゃいます。

一般的な中ジョッキは400ml前後のようですが、2時間ほどの飲み会でジョッキ5杯飲むと2リットル!?
男性の方であれば、もっと飲みますよね。

1時間に10杯くらいのビールを飲んでいる男性の方も見たことがありますが、10杯だと4リットルにもなります。

これが水だったらどうでしょう。
1時間で4リットルの水を飲むって大抵の人は無理ではないでしょうか。

ビールと水は、食道から胃に入り一時的にそこで溜められるのは同じですが、体内に吸収されるときのスピードが違うためにこのようなことが起こります。

水を飲むと、十二指腸にほんの少しずつ送られて、小腸から大腸を通るとき腸壁からのみ吸収されます。

一方ビールは、腸壁からのみ吸収される水と違って「胃壁」からも「腸壁」からも吸収され、さらに水も一緒に吸収されます。

また、炭酸ガスや砂糖を含んだアルコールの場合、「吸収が早まる」という性質も持ち合わせているため、ビールや甘いカクテル、チューハイなどをたくさん飲めるわけです。

ご存じのようにアルコールには利尿作用があるため、トイレが近くなりますよね。

ビールはアルコールの利尿作用の他に、ビールに含まれるカリウムが新陳代謝を活発にさせる効果もあるので、さらに他のお酒よりも利尿作用が強く出るといいます。

また、水分が少なく度数の高いお酒(ウイスキー、ウオッカなど)も利尿による脱水症状が起きやすくなるようです。

最近のアラフォー女子は男性よりお酒が強い人が多いように感じますが、あなたはどうでしょうか?

女性は男性よりもアルコールを分解する力が弱いので、ほどほどに楽しみたいですね。

 

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