羽生結弦さんの今季フリープログラムが「SEIMEI」の再演に決定しました。
15-16年シーズンに世界最高得点を出した素晴らしい演技と「SEIMEI」の和笛・和太鼓の音色がよみがえり、今季のフリーが楽しみになったという声も多く聞かれます。
羽生選手は「15-16シーズンでいい演技ができたときから、オリンピックシーズンでやりたいと決めていた。迷いなく決めました」と、この楽曲に対する熱い思いが伝わってきますが、この、世界最高得点を立て続けに更新した「SEIMEI」とはいったいどんな曲なのでしょうか。
今回、平昌オリンピックで羽生選手に見事金メダルをもらたした一因ともいえるこの楽曲の魅力に迫ります
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目次
「SEIMEI」とはどんな曲?
「SEIMEI」とは、15-16年シーズンのフリースケーティング用プログラムの呼称で、「SEIMEI」というタイトルの楽曲は存在しません。
夢枕獏原作の映画版「陰陽師」のサウンドトラックより計7曲つなぎ合わせて編曲されています。
「SEIMEI」のCDは販売されている?
「SEIMEI」は陰陽師のサウンドトラックより編曲されているため、「SEIMEI」というタイトルでのCDは存在しません。
2015年11月25日に『オリジナル・サウンドトラック「陰陽師」コンプリート』がリリースされており、編曲される前の7曲も収録されたサウンドトラックCDが販売されています。
「SEIMEI」に使用された7曲
- 「陰陽師Ⅰメインテーマ」(1-1)
- 「荒ぶる神」(2-6)
- 「日美子と須佐」(2-12)
- 「一行の賦」(1-2)
- 「日美子残影」(2-20)
- 「五芒星」(1-25)
- 「陰陽師Ⅱメインテーマ」(2-19)
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「SEIMEI」というタイトルの由来
羽生選手は15-16年シーズンのフリープログラムで陰陽師「安倍晴明」を演じましたが、「SEIMEI」というローマ字表記にしたのは「SAYURIのように外国人にも親しみやすいように、また『せいめい』という日本語の単語は複数あるため、それぞれの意味を込めたかった。」ということです。
個人的に「せいめい」と聞いて一番最初に思い浮かぶのは「生命」ですが、安倍晴明の「晴明」でもあり、「それぞれの意味を込めたかった」という思いが伝わってきます。
ちなみに、この「SEIMEI」というタイトルは羽生選手が命名したようです。
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陰陽師の世界観を感じられるプログラム
15-16年シーズンのフリープログラムでは、
- 安倍晴明を演じる野村萬斎の所作を冒頭のポーズなどに取り入れる
- 曲の冒頭に羽生本人が吹き込んだ息吹を使用
・・・など、楽曲のみならず陰陽師の世界観を感じられる素晴らしいプログラムとなりました。
当時の羽生選手は「ここまで和のプログラムを出せるのは、いまの現役の日本男子で僕しかいないと思う。僕だから出せる繊細さ、力強さを出したい」と語りました。
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現代によみがえる陰陽師
スピリチュアルヒーラーである小島鳳豐さんことホウホウ先生は2015年12月のブログの中で、羽生結弦選手の演技の中に本物の陰陽師を感じたといっています。
また、生年月日や前世から見る羽生選手のパワーや、羽生選手を指導した野村萬斎さん(映画「陰陽師・安倍晴明」主演)との関係性など、スピリチュアルな観点から見た陰陽師の世界をホウホウ先生はブログで語っています。
野村萬斎さんからも陰陽師のパワーを強く感じます。
おそらくふたりは輪廻転生の中でもソウルメイトであり、師弟関係であることでしょう。
今回は野村萬斎さんから数々の直接指導があっての最高の演技になったのでしょう。
出典:ホウホウ先生の開運ブログ 2015年12月 4日 (金)「現代によみがえる陰陽師」
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GPシリーズ開幕戦 男子フリー 羽生結弦
10月21日男子フリーが行われました。羽生選手は男子ショートプログラムで2位。
構成が2年前と大きく変わった今季の男子フリーでの演技は、ミスが何回かあったものの後半に連続ジャンプをきめ、195.92。大幅に得点を上げ1位になりましたが、ショートとの合計290.77で2位となりました。
羽生選手はGPシリーズで優勝したことはなく4年続けて2位となってしまいましたが、平昌オリンピックでは金メダルを期待したいところです。
フリーの演技が終わった羽生選手は、
まだまだ練習が足りないと思っている。ひとつひとつステップアップしていくしかない。
比較する気はないがいつもよりは前進しているのでシーズン後半に向けてひとつひとつクリアしていきたい。
まだ自分本来の演技内容ではないので努力をしていきたい。
くやしい思いと収穫があった思い、両方ともあったので成長していけると思うし、これらを糧に練習につなげていけると思う。
羽生選手が「SEIMEI」とともに成長していく姿を見守っていきたいですね。
平昌オリンピック 男子フリー 羽生結弦
平昌五輪フィギュアスケート男子で66年ぶりの五輪連覇を狙う羽生選手。
2月13日、江陵アイスアリーナで練習後に行った会見では、
「ケガをしてから3カ月間試合を見るだけだったし、スケートも滑れない日がすごく長くてきつい時期を過ごしましたけど、こうやってメーンのスケートリンクで滑れて嬉しく思います。しっかりと集中しながら、できることをしっかりひとつずつやっていきたいです。」
メーンリンクで滑った感覚を聞かれると、
「昨年の4大陸のときもそうでしたけど非常に感覚がいいなと思いました。自分の中でも計画があるので臨機応変にピークを作っていきたい。まだ試合までに数えるほどの時間はあるので、その時間を有効的に活用して個人戦にピークが合うようにしていきたい。」と羽生選手。
氷にのってからどんなことに集中してきたか。どんなことが苦しかったかを聞かれると、
「体力に関しては不安でした。氷上にのっていなかったので、回転の感覚とか、フィギュアスケートは陸上でできるものでもないので、氷の感触であったり、スケートの感覚であったり、そういうものは不安でありました。
でも、滑ってみて1カ月たってここにいる。五輪に出られるって思えるぐらいの練習はしてこれているので、問題はないです。
つらかったことと言われても特にないんですよね。やるべきことをこなしてきたし、これ以上ないことをしてきたので、何も不安要素はないです。やれることをやりたいと思っています。」と意欲を語ります。
羽生選手の笑顔の奥にある情熱が感じられ、オリンピックで最高の演技が見られる予感のする会見でした。
フィギュアスケート男子シングルの日程
2月16日(金)10:00~ 男子シングルショート
2月17日(土)10:00~ 男子シングルフリー
※予定時刻は競技の進行状況によって変更になることがあります。
フィギュアスケート男子シングルの結果
ショートプログラムでトップに立ちフリーでは206.17点。計317・85点でソチ大会に続き連覇を飾りました!
羽生選手、金メダルおめでとうございます
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さいごに
羽生選手は「SEIMEI」の再演が決定したときに、「15-16シーズンでいい演技ができたときから、オリンピックシーズンでやりたいと決めていた。迷いなく決めました」と言っていたとおりになりましたね。
平昌オリンピックでは素晴らしい演技で見事金メダル!ケガをも乗り越え最高の演技ができたのは「SEIMEI」の楽曲の力も大きかったと思わずにはいられません
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7曲の中には梅林茂さん作曲でない曲も入っていますよ。お節介とは思いましたが、気になったのでコメントさせていただきました。
ご指摘ありがとうございました!
調べて訂正したいと思います。