暑い夏が終わり9月に入ると十五夜の準備が始まります。
この日は秋の収穫に感謝し、お供えをして月を愛でる日。
すすきを飾りお団子を作り・・・日本の風情を感じますが、そもそも十五夜の意味ってご存知ですか?
この記事では、十五夜の意味からお団子をお供えする理由、さらに本州とは違う沖縄の十五夜お供え事情まで紹介します♪
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目次
十五夜にはなんでお団子なの?その意味とは
十五夜とは"満月"を指している言葉です。
月は満ちたり欠けたりを繰り返していて、目に見えない新月から満月になるまでは約15日かかるため、満月のことを十五夜と言うようになったといわれています。
お月見にかかせないのは、やはりお団子ですよね。
昔は収穫された芋などをお供えしていたそうですが、米粉で作ったお団子もお供えするようになりました。
これがお団子をお供えする起源と言われています。
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このお団子は収穫への感謝と健康、幸福も表しており、お供えした後のお団子を食べることで健康や幸福がもたらされると考えられています。
“お月見団子”と聞いてパッと思いつくのは、白くて丸いお団子ですか?
お月見団子にも地域によって違いがあり、関西の方ではひし形が主流と言われています。
白くて丸いお団子はピラミッドのように積み上げてお供えされていますが、これは月に感謝の気持ちを伝えるためだそうです。
地域によってお供えが違うのも面白いですよね。
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本州とは違う!?沖縄の十五夜お供え事情
十五夜の由来やお団子をお供えする理由はわかっていただけましたか?
では次は、沖縄での十五夜についてです。
沖縄では十五夜の読み方が「じゅーぐや」といいます。
沖縄では本州で見かけるお月見団子とは違い「ふちゃぎ」という小豆をまぶしたお餅を使用しますが、小豆には厄除けの意味があるそうです。
そして比較的小さなお餅になり俵型をしたものが一般的です。
沖縄の十五夜というと一般的なのは旧暦の8月15日に名月の下で行われた宴になり、毎年首里城ではイベントが行われます。
月明かりに照らされた正殿を背にして人間国宝による古典舞踊などの伝統的な演舞を楽しむことができるんだとか!
沖縄の十五夜は本州とは少し違いますが、昔の琉球文化を今に残しつつ伝統的な素晴らしい体験ができる日でもあるのです。
昔から自然を大切にし、物のすべてに神様が宿ると考えられている沖縄ならではの文化。素敵ですよね♪
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さいごに
十五夜の由来から沖縄での十五夜までご紹介しました。
意味を知った上での十五夜は気持ちに違いがあるような気がしますね。
今年はお団子をお子さんと手作りするのもいいかもしれません。
あなた流の十五夜を素敵に過ごしてくださいね
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