8 月26日(土)に行われる第91回全国花火競技大会「大曲の花火」を目前に控え、25日に雄物川上流で河川が氾濫。
雄物川上流では7月23日にも氾濫が発生し、花火会場となる河川敷も冠水し一部の資材が流されたものの復旧が間に合い予定どおり開催する予定となっていました。
25日の段階で観覧会場、打上会場ともに冠水しているようですが、果たして大曲の花火は開催できるのでしょうか?
目次
大曲の花火は開催できる?中止や延期の可能性は?
花火会場は雄物川河川敷で行われますが、現在花火会場は冠水した状態で、桟敷席も水に浸かり仮設トイレも斜めになっているのが画像からわかります。
花火大会前日にこのような状態で花火大会は開催されるのか気になるところですが、大曲商工会議所のHPによると下記のようなお知らせがありました。
8月25日9時30分現在、観覧会場また打上会場が冠水しております。河川の水位が下がり次第、全力で復旧努力致します。なお、最終決定は明日8/26の午前6時に発表致します。(平成29年8月25日)
出典:大曲商工会議所HP
大会実行委員会では、水が引きしだい桟敷席の清掃や消毒など復旧作業を行う予定とのこと。
最終決定が花火大会当日の午前6時ということで、早く河川の水位が下がり復旧がスムーズに行われて開催の運びとなるように祈るしかありませんね。
設置していた花火の配線が水没?
会場にはクライマックスとして幅900メートルにわたって打ち上げられる花火の配線などが設置されていたようですが、今回の雄物川の氾濫で花火の配線などが水没してしまったようです。
地元の花火会社によると、「演出のために配置したケーブルが7割ほどしか回収できていない。残りは水位が下がってから回収し、本番に向けて機材のチェックをきっちりやっていきたい。万全の体制でできるよう一生懸命やっていきたい」と話しているそうです。
遠くから花火を観に行こうと思っている方やツアーを組まれている方はもちろん、この年に1回の競技大会のために尽力された花火師さんや大会関係者の皆さんのためにも間に合って開催してほしいですね。
過去に中止や延期になったことはある?
私は大曲出身のため毎年会場に出向き花火を観ていましたが、平成7年に雄物川の増水により桟敷の一部が流され、4日延期され水曜日に開催されたことがありました。
大曲の花火は8月の最終週土曜日に開催されるため、延期により平日になったことで来場者がだいぶ減ったと記憶しています。
その後も何度か大雨に見舞われ、雨天決行のためレインコートを着て花火鑑賞というのも何度か経験していますが、延期したのは22年前の話。今回も延期になるようなことがあるとしたら22年ぶりということになるのでしょうか。
大曲花火会場
現在の様子です。お昼頃から水が引く見込み。
半日ってか、徹夜で復旧作業だよね。#大曲の花火 #全国花火競技大会#雄物川 pic.twitter.com/9zlERXrZkE— まさちゅん (@OREGA_MASATYUN) 2017年8月24日
大曲の花火会場を写したNHKヘリからのLive映像ハードコピーです。午前11時前頃。 pic.twitter.com/J59K59otD2
— ゆきはな (@kirarin22yh) 2017年8月25日
【追記】大曲花火大会 無事開催!
大会関係者の皆さん、ボランティアの皆さんのご尽力のおかげで無事に大曲の花火大会が開催されました!
現地は雨の影響でかなりぬかるみ、寒さ対策や長靴必須となりましたが、今年も素晴らしい花火が見られたことに感謝です
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