【スッキリ】燻製料理が自宅で簡単にできる!燻製器の作り方から自家製ベーコン・おすすめ食材まで

10月18日のスッキリで、今ブームになっている燻製料理が紹介されました。

燻製料理専門店や調味料も人気ですが、燻製した料理は外食や専門店で購入するものだと思っていませんか?

実は今、自宅用の燻製調理器具も数多く販売されており自分好みの燻製を作るのがブームとなっているんです。

番組では、100円ショップで揃えられる燻製器の作り方や、おうちで簡単に作れる燻製レシピが紹介されました。

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目次

特別な道具は不要!自宅で簡単“燻製調理術”

燻製レシピを教えてくれるのは、
おもてなし料理教室 ルセット・ボヌール
料理研究家のカンナさん

燻製をはじめ自宅でできるおもてなし料理の教室には多くの生徒が通う話題の先生。

今回は市販の燻製調理器具が不要の、おうちで簡単にできる“燻製調理術”を教えてくれました。

一般的な燻製のやり方

  1. 網と蓋がセットされた調理器具を使用
  2. 鍋の底に「木製の燻製チップ」を敷く
  3. 浮いた網に食材をのせる
  4. 加熱されたチップから出る煙を鍋の中に閉じ込めて食材をいぶす

燻製の手順はこんな感じですが、いきなり専用器具を買うのはお金もかかるし…と思ってしまいますよね。

そんな方必見の、おうちにある使っていないようなお鍋と100円ショップで揃う材料で簡単に燻製ができる方法が紹介されました。

材料費約300円で家の鍋が“燻製器”に変身!

用意するもの

  • フタができる鍋(蓋が閉まればフライパンでもOK)
  • 網焼き用の網 100円(税抜き)
  • アルミホイル 100円(税抜き)
  • アルミカップ 100円(税抜き)

おうちにある鍋のほかは、すべて100円ショップで揃います。

燻製器の作り方

  1. アルミホイルを鍋の底に敷く
  2. 同じように蓋も全て隠れるようにアルミホイルで覆う
  3. 鍋にアルミカップを入れて上に網をのせることですきまを作る

これで自家製燻製器のできあがり!

いぶす際、鍋が空焚きの状態になるうのでフッ素加工されている鍋は避けましょう。

 

燻製チップ選び

燻製のための煙を出す“燻製チップ”は種類が豊富で、ホームセンターのバーベキューのコーナーなどに置いてあります。

燻製チップは400円程度で、りんご・ウイスキーオーク・さくらなど様々ありますが、燻製チップにはそれぞれ向いている食材があるといいます。

たとえばウイスキーオークは、ウイスキーのオークの樽をチップにしたもので香りが強めなので、肉全般におすすめなんだとか。

でも、初めて燻製にトライする方であればたくさんあって何を使えばいいか迷ってしまいますよね。

そんな方には、これを買えば間違いないというチップが紹介されました。

それは、さくらチップ

さくらは肉や魚などどんな食材にも合い、オールマイティに使えるのでおすすめなんだとか!

番組で紹介した燻製レシピにもさくらチップが使用されていました。

 

燻製レシピ「サバ・シシャモ」

初級編:食材をいぶす

カンナさんによると、燻製はなんでもかんでも燻製にかければいいというものではなくて、最初に食材を塩漬け・味付けしたものを乾燥させて、燻製に初めてかけられるといいます。

この工程を聞くと、なんだか大変そうだと思ってしまいますがご安心ください。

初心者でも簡単に燻製できるおすすめ食材があるそうなんです。

それは、干物

干物なので塩漬けも乾燥もされているのでこのまま燻製にかけられるんだとか。

燻製調理の達人カンナさんおすすめの干物。今回は「サバの文化干し・シシャモ」をいぶします。

燻製ってすごく時間のかかるイメージがありますが、たったの10分!これなら気軽にトライできますね。

作り方

  1. 先ほど作った燻製器にさくらのチップを入れる(燻製時間10分の場合、使用量はひと握り)
  2. サバは適当な大きさにカットし皮が上になるよう網にのせる。シシャモも一緒にいぶしてOK
  3. 蓋をしたら10分間いぶす

2つのポイント

いぶす 初級編ポイント①

最初は鍋に蓋をしないで強火にかける
(最初から蓋をしてしまうと酸素がないので煙が消えてしまう)

いぶす 初級編ポイント②

目に見えて煙がでてきたら蓋をしめ火力を中火~弱火にする蓋を開けるときは、もくもくするので換気扇マックスにして開ける

燻製「サバ・シシャモ」の完成!

煙の熱で魚にもしっかり火が通るそうです。

いぶし終わってすぐ食べてもおいしいけど、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れてちょっとでもクールダウンさせてあげてから召し上がっていただくといいですとカンナさん。

初心者でも失敗しない!燻製のコツ

  • 燻製したては煙くさい場合があるので一度冷ますのがおすすめ
  • 冷蔵庫の食材に匂いがうつるのでキッチンペーパーとアルミホイルで包んでから保存

粗熱をとったサバとシシャモの試食

サバの試食

「柔らかい」「あれだけいぶしたからパサパサするかと思ったけどしっかり脂も残っている」

さくらの風味が加わりサバがより味わい深く仕上がります。

シシャモの試食

「香ばしさがプラスされてて柔らか」「皮までおいしく食べられる」

干物の他にもおすすめ食材

今回紹介した干物と同じ方法で、プロセスチーズ、ちくわ、ミックスナッツもそのままいぶすだけでおいしく食べられるそうです。

 

燻製レシピ「自家製ベーコン」

上級編:食材をいぶす

自家製ベーコンをイチから手作り!ということで、燻製調理の達人が教える簡単!自家製ベーコンの作り方が紹介されました。

自家製ベーコンで用意するもの

  • 豚バラブロック 400g
  • 塩 150g
  • 砂糖 75g
  • 水 1リットル

下準備

  • 豚バラ肉にフォークをさして穴をあける

自家製ベーコンマリネ液づくり

  1. 鍋に水1リットル、塩150g、砂糖75gを入れる
  2. 火にかけ1、2分透明になるまで混ぜる
  • 基本のマリネ液でベーコン以外にも鶏のむね肉とか手羽先とかスペアリブとかも、どんなものでもOK

作り方

  1. マリネ液を冷やしてから豚バラを漬ける
  2. 空気が入らないようにラップをし冷蔵庫で1日寝かす
  3. 1日漬けた豚バラの水分をキッチンペーパーで拭く
  4. さらに一晩冷蔵庫で乾燥させる
  5. 一晩乾燥させた豚バラを燻製器で30分いぶす(さくらのチップはひとつかみ3回分入れる)
  6. 豚バラは切らずにそのまま網にのせる
  7. 強火にかけ煙が出てきたら蓋をして火力を中火~弱火にする
  8. 30分置く(心配だったら途中でチラッと煙が消えてないかなと開けて確認するのはOK)
初心者でも失敗しない!燻製のコツ
脂が出やすい食材をいぶすときは網の下にアルミホイルを敷く

あめ色の自家製ベーコンが完成!

材料費430円であめ色の美味しそうな自家製ベーコンが完成しました。

普段食べることのない出来たてベーコンのお味は?

自家製ベーコンを試食

「ベーコンです」「鼻に燻製の香りとうまみが広がる!」

スタジオでは大沢あかねさんが作った自家製ベーコンを試食。

「いい香り」「うまい!」「香りすごいですね」「これうまいわ」「めちゃくちゃうまい」と大絶賛されました!

水卜アナもぱくぱく美味しそうに食べていました。笑

大沢あかねさんによると、
お魚もすごく美味しいから干物だったら簡単にできる。寝かせる時間もいらない。
先生が、マリネ液に香味野菜のタマネギとか人参とかを入れるとお子さんとかも食べやすくなっておすすめですとおっしゃっていたそうです。

 

市販の燻製調理器具

番組の最初におうちで作れる燻製器を紹介しましたが、市販でも様々な燻製調理器具が販売されています。

おうちで燻製器を作るのが面倒という方はこちらがおすすめです。

 

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まとめ

こんなに簡単におうちで燻製できるなんて感動ですね。少しの手間で食材がぐっと味わい深く美味しくなる燻製料理!ぜひ作ってみたいと思いました icon-heart-o

 

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